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ストリートダンスイベント　Cross Cultureとは
〜堅苦しいけどこんな発想です（堅苦しくなりすぎましたね・・・）〜
※そもそも大都市でない地域でも大都市なみのダンスイベントができるんじゃないかなぁという発想からきています。まちづくりとストリートダンスというテーマはすでに各地方で取り組まれていますが、小規模なまちで市民権を得る事は容易ではありません。ダンスという与えられたツールをどうデザインするかはそれぞれの地域のカラーやデザイナーの手腕に左右されると言っていいと思います。
　あくまで私見ですが、ストリートダンスというツールが地域産業に目に見えて波及していれば、まちづくりツールとしての一定の成果として評価されるのではと考えています。
　あくまで私見ですが、新しいツールを根付かせるためにはまず、地域のコンセンサスを得る必要があります。特にストリートダンスは田舎ではまだまだマイノリティなツールです。私なりに色々な地域での成功例を研修すれば、基本的には地域課題へアクセスすることが一番の近道です。とりあえず地域の現状を分析し、福祉的要素や教育分野と協働する可能性を探求することから始めました。
　その実践型イベントが前期のCROSS CULTUREです。
　当時流行ったコラボなる手法で地域課題へアプローチしました。このことでストリートダンスが少し地域へ浸透していったと思います。
　後は地域産業への発展です。
　これが課題。
　分かり易くいうと、地域が日本のストリートダンス市場の中心となることです。
　『田舎の活性化』としてストリートダンスが多くツールとして寄与しています。しかし、継続的にこれを行なうためには社会的分野＋経済的分野でストリートダンスが地域に存在する必要があります。
　ある程度、社会的分野での市民権は得ていると理解していますので後は、最も難しい地域経済化へのきっかけづくりが実現できればいいと思っています。
　もちろん雲を掴むような話ですが実現できればストリートダンスの地域産業化になり得ると思います。
　これは地域とダンスへの恩返しとして私個人のミッションとしています。NPO的に言えばですが。
　ただ、いずれにしてもストリートダンスの属するヒップホップカルチャーのアンダーグラウンドなキャラクターとこの地域づくりとの理念が見事にマッチするのかということは常に疑問に思いながら活動しているのも事実です。この事はず〜と考えないとだめでしょうけど（汗）

　今のCross Cultureは初期から少し発展した段階です。コンセプトとしては、大人から子どもまで無料で地域の方に参加していただく事（地域力との連携と創造）とそれに＋してプロダンサーによる一流のアートショーを無償で地域の中心とした不特定市民の皆さんに楽しんでいただく事（クオリティの高い芸術文化）をコンテンツに盛り込みんあがら基本的にイベントプログラムを展開しています。
　大きなショーイベントと地域課題のコラボについては大きなイベントはせずに、気軽に参加していただけるような小規模の事業を数多く展開していくことにしています。
　いずれにしてもCross Cultureという事業は出演者並びに多くのボランティアスタッフ、市民団体の方々等々の協力なしには運営できません。この場をかりて感謝の意を申し述べたいと思います。
　とにかくまちづくりツールとしてストリートダンスはまだまだ地域産業として確立した存在とは言えません。今後も自分達のできる範囲でファンキーにストリートダンスのもつキャラクターをPRしていきたいと思います。

　Cross Culture 2003〜2005